2026.10.20 IFA、日本メディア向けラウンドテーブル開催 日本企業の参加を訴求
リントナーCEO
世界最大規模のコンシューマーエレクトロニクスの展示会「IFA2026」が9月4日から8日までドイツ・ベルリンで開催された。閉幕から約1カ月後に、メディア向けのラウンドテーブルが行われた。運営企業IFA Management GmbHからライフ・リントナーCEOが来日。日本のメディアなどに向けて今年の成果と今後の方針を説明した。
会期中は155カ国以上から約24万人が来場。「Innovation for All」をテーマに掲げ、2000社以上の企業が出展して家電・IT機器や新たなトレンドを発信した。
リントナーCEOはIFA2026で顕在化した主要なトレンドとして、「日常的な製品へのAI(人工知能)の組み込み」「ロボティクスの実用化に向けた進展」「個々の機器から広範なエコシステムへと拡大するコネクテッドリビング」の三つを挙げた。AIは家電やスマートフォン、ヘルスケアなど目に見えない内部へAIが組み込まれている段階に移行。ロボティクスは日本が長年強みとしていた分野ということもあり、IFA側もその発展に強い関心を寄せていた。コネクテッドリビングは、機器の価値が「単体で何ができるか」から「各デバイスがどう連携するか」へ移りつつあるとした。
IFA側は、将来構想の提示だけでなく、日常生活での活用や実用化に向けた動きが進んでいると分析した。リントナーCEOは「これらすべての分野で、日本は重要な視点を持っている。日本は、IFAの国際ネットワークの重要な部分だ。日本のブランドやイノベーター、メディアとの関係を強化し、日本で生まれている革新的な技術をIFAの世界のネットワークに広げていきたい」と話した。
すでにIFAに出展しているソニーやパナソニック、旭東エレクトロニクスなどの企業に加え、他の大手企業や日本のスタートアップにも参加を広げていく考えだ。













