2026.11.04 ノーリツ シンガポール市場に進出、現地企業と独占輸入総代理店契約 瞬間式電気温水器を展開

シンガポールへの進出は東南アジアの販売拡大・事業基盤強化の第一歩と位置付ける。写真は左からAkashi Water Solutions社のHIROKAZU TANI取締役、同Peck Choon Heng取締役、ノーリツの井上隆史常務執行役員海外事業統括本部長

 ノーリツは、シンガポールのAkashi Water Solutions社と、同国全域を対象とした独占輸入総代理店契約を10月6日に締結した。

 現地の温水機器販売・施工事業者であるHOMEONE WATER HEATER社(HOMEONE)と日系企業が共同出資して設立した企業で、Akashi Water Solutions社が商品の輸入・卸販売、HOMEONE社が販売・施工・アフターサービスを担う。

 同契約により、「NORITZ」ブランドとして初めてシンガポール市場に進出する。

 ノーリツグループは、東南アジアを今後の成長に向けた重点市場の一つと位置付け、各国・地域の生活環境やニーズに応じた商品・サービスの展開を進めている。既にタイでは浄水器、電気温水器を、ラオスでも浄水器を展開している。

 今回新たに進出するシンガポールでは、現地の市場環境や商慣習を踏まえた販売・サービス体制の構築を進めるとともに、現地のパートナーと連携し、「NORITZ」ブランドの市場浸透を図る。

 ノーリツは今回の進出を、東南アジアにおける販売地域の拡大と事業基盤の強化に向けた一歩と位置付ける。今後も現地パートナーとの協業を通じて市場への理解を深め、各地域の顧客の暮らしに寄り添う商品・サービスを提供することで、海外事業の成長と「NORITZ」ブランドの価値向上を目指していく。

 今回の契約に基づき、ノーリツは商品供給、品質保証、技術・販売促進支援を、Akashi Water Solutions社は現地での商品の輸入・卸販売と日本品質の技術人材の育成、HOMEONE社は商品の販売・施工・アフターサービスをそれぞれ担う。3社が連携し、シンガポール国内での販売拡大を目指す。

 シンガポール市場へ投入する商品は、ノーリツの持分法適用関連会社であるKANGAROO INTERNATIONAL JOINT VENTURE COMPANYが開発・生産する瞬間式電気温水器。商品の初回出荷は2026年12月を予定し、現在、現地での販売に必要な認証取得や出荷準備を進めている。