2020.07.10 半導体の設備投資上向くNANDフラッシュが回復 ファウンドリも活発
半導体の設備投資が上向いてきた。市況の低迷で19年に大きく落ち込んだNAND型フラッシュメモリーの投資が回復傾向にある。また、ファウンドリ分野では7ナノメートルや5ナノメートルなど先進プロセス技術への投資が引き続き好調。収束時期が見通せない新型コロナウイルス感染症や、米中対立の影響といった懸念材料はあるが、足元の堅調な半導体需要、さらに、AI(人工知能)や第5世代高速通信規格5Gがけん引する中長期的な需要の伸びを見込み、21年にかけて半導体企業の... (つづく)