2020.07.16 ニーズありきロボを様々な働く現場に導入 テムザック、大型研究施設と同等の開発力を発揮

ヒューマノイド型二足歩行ロボット「KIYOMORI」の前に立つ髙本社長

 テムザック(福岡県宗像市)は、働くロボット(ワークロイド)を得意とするロボット開発専業企業だ。00年の設立以来、災害救助、警備、介護、受付、歯科教育用シミュレータ、家庭用見守りロボットなどのワークロイドを開発、供給している。

 髙本陽一社長は「ロボット黎明(れいめい)期からロボットの研究開発を続けてきた。作りたいロボットではなく、本当に人の役に立つ、ニーズありきのロボットを作り、様々な働く現場に導入してきた。国内外の大学や研究...  (つづく)