2020.08.10 デル テクノロジーズが中堅企業の支援強化 働く環境/仕事の仕方/コミュニケーション3施策

中堅企業のIT投資動向や施策についてWeb会見する瀧谷上席執行役員(右)と木村部長

 デル テクノロジーズが、中堅企業向けIT施策を強化する。同社では、既報の通り、先ごろ国内約470社の中堅企業を対象にした「IT投資動向調査」を行ったが、これを踏まえ新たに「働く環境」「仕事の仕方」「コミュニケーション」の三つの施策を打ち出し、中堅企業を支援していく。

 デル テクノロジーズは、6月8日から7月3日の期間で、中堅企業を対象にIT投資動向調査を実施した。対象は、同社の中堅企業のお客(従業員100人以上1000人未満)約470社。

 同調査結果では、同社が20年1月に実施した調査ではテレワーク・在宅勤務を実施した企業は、25.1%だったが、今回の調査では38.8%増加し、約6割となった。しかし、今後テレワークを継続する企業は54.1%にとどまり、約1割の企業が継続を断念するという結果が出ている。

 同調査についてWeb会見を行った同社では「調査結果では、リモートワークが圧倒的に進んだ一方で、コミュニケーションが取りづらい、時間がかかる、Web会議やチャットツールの習熟度に個人差などの課題が明らかになった」(瀧谷貴行上席執行役員広域営業統括本部統括本部長)と分析している。

 BCP(事業継続計画)は、策定済み・策定中の企業は7.6%増加したが、BCP予算は減額している、などの結果も出ている。

 同社では、こうした調査結果から判明した課題に対して、「現状の環境の可視化とコストの最適化を実現する」(木村佳博同統括本部中部営業部兼西日本営業部長)「働く環境支援」や、不要な出社とリソース不足の最小化を実現する「仕事の仕方支援」、シームレスなコミュニケーションを実現する「コミュニケーション支援」の三つの施策を推し進める。

 「働く環境の整備支援、ペーパーレスソリューションなどの仕事の仕方支援、さらにZoom、Teamsなどの活用によるコミュニケーション支援が必要」と瀧谷上席執行役員。働く環境支援では、テレワークのロードマップと実行計画などを支援する。3カ月無償利用可能なPCレンタルプログラムも実施する。

 仕事の仕方支援では、ペーパーレスソリューションなどを提案していく。「パートナーと連携して、ペーパーレスを実現するソリューションパッケージを提供」と木村部長は語る。

 また、コミュニケーション支援では、エンドユーザー向けテレワーク講座、管理者向けコミュニケーション講座を実施し、「シームレスなコミュニケーションの実現を支援」(木村部長)していきたい考えだ。