2020.08.31 ユニバーサルロボットが「UR+」製品認証SMCの協働ロボ用真空グリッパユニット

ユニバーサルロボットの「UR+」製品に認証されたSMCの協働ロボット用真空グリッパユニット「ZXP-X1」シリーズ

 ユニバーサルロボットは、SMC(東京都千代田区、丸山勝徳社長)が開発・製造する協働ロボット用真空グリッパユニット「ZXP-X1」シリーズを「UR+(URプラス)」製品として認証した。

 UR+は、協働ロボット本体を提供するユニバーサルロボットが、ロボットアームの仕様やインターフェイスをオープンにし、それらに準拠するロボットハンド、カメラ、センサーなどの周辺機器をデベロッパが開発するというもの。

 ユニバーサルロボットによる検証、認証を経て、デベロッパがUR+製品として販売する。現在、世界で400以上のデベロッパが参加している。

 SMCが開発・製造する協働ロボット用真空グリッパユニットZXP-X1シリーズは真空エジェクタ、真空パッド、電磁弁、圧力センサーをコンパクトに一体化したオールインワン構造で、最大可搬質量7キログラムを実現している。

 エア供給チューブ1本と電気配線M8コネクタを接続するだけで動作可能なほか、豊富なパッドバリエーションを提供し、様々なピッキングアプリケーションに対応する。パッド数量、種類、ピッチの変更が可能で、フランジ付きパッド単体で使用できる。