2020.09.18 監視カメラで50メートル離れていても識別大阪大が新手法、1枚の歩行写真から歩容認証

 大阪大学産業科学研究所の八木康史教授・槇原靖教授らの研究グループは、たった1枚の歩行スナップ写真から歩容認証できる手法を世界で初めて開発した。監視カメラで50メートル、より高精度なカメラなら100メートルの遠隔からでも個人識別が可能な唯一のバイオメトリクス(生体情報)による認証技術。防犯・監視、リアルタイムのアクセスコントロールなど様々な応用展開が期待できる。

 研究グループでは歩容認証技術の研究に取り組んでおり、13年に世界...  (つづく)