2020.09.23 顔写真によるなりすましの防止技術 富士通研究所が今年度中に実用化へ

 顔画像を用いた認証方式で、印刷した写真やインターネットに公開されている画像などをカメラに提示して他人になりすます不正行為を、一般的なカメラで検知できる―。富士通研究所は、そうした特徴を持つ「顔偽造物判定技術」を開発した。

新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環で非接触で本人確認を行う場面が増える中、なりすまし防止のニーズが高まっている動きに対応した。今年度中の実用化を目指す。

 近年、生体情報を用いた認証方...  (つづく)