【名古屋】日本ガイシ（大島卓社長）は、20日から23日までオンラインで開催される「CEATEC 2020 ONLINE」に出展する。

　同社は「ニューノーマル社会を実現する電源ソリューション」をテーマに、企業エリアとニューノーマルエリアに出展し、IoTデバイス用電源「EnerCera（エナセラ）」を紹介する。

　EnerCeraは、高容量で大電流を出力でき、デバイスへの高温プロセスでの実装が可能な超小型・薄型のリチウムイオン電池である。

　日本ガイシブースでは、EnerCeraの豊富なラインアップと適用したIoTデバイス、ワイヤレス電力伝送技術やエネルギーハーベスティング技術と組み合わせることにより、IoTデバイスのメンテナンスフリー化を実現する電源ソリューションについて、様々な実例を動画を利用して解説する。

　また、フジクラ（東京都江東区）、トレックス・セミコンダクター（東京都中央区）と共同開発した近距離無線通規格「NFC」充電対応のカード基板を初出展する。高速充電タイプのEnerCeraを組み込んだ基板をICカードに使用すると、決済している間に瞬間に充電が可能。次世代スマートカードの利便性を大幅に向上するカード基板。