2020.10.21 昭和電工マテリアルズの低伝送損失プリント配線板材料スパコン「富岳」に採用

「富岳」のシステムボード(提供元:富士通)

 昭和電工マテリアルズが開発した低伝送損失プリント配線板材料「MCL-LW-900G/910G」が、理化学研究所と富士通が共同で開発中のスーパーコンピュータ「富岳」のCPU(中央処理装置)搭載プリント配線板に採用された。

 富岳の計算速度と省電力性能を両立するため、プリント配線板には通信速度の高速化やデータの大容量化、電気信号の高周波化に対応することが求められる。これには、プリント配線板内での伝送信号の減衰(伝送損失)や信号遅延...  (つづく)