オーディオテクニカは、発売が延期になっていたハイレゾ対応メディアプレヤー「AT-HRP5」を11月10日に発売する。希望小売価格は9万5000円（税別）。

　新製品と接続した車載モニターにはDAPライクに作られたオリジナルのインターフェイスが表示され、操作は付属のリモコンから行うことができる。リモコンはあえてボタン数を減らし、誰でも使いやすいシンプルな設計にした。

　音声ファイル形式はPCM32-384キロヘルツ／24ビット、DSD64・DSD128のほか、FLAC、ALAC、WAV、MP3、DSF、DFF、AAC、APE、OGG、M4Aに対応。映像ファイル形式はAVI、MKV、MP4、MOV、M4V、FLVに対応。ヘッドユニットでは対応していないファイルも再生できる。

　接続は、RCAケーブルやHDMIケーブルでシンプルに車載モニターとつなげられるほか、S／PDIF出力（COAXIAL・OPTICAL）でデジタル入力対応機器にも接続できる。

　USBケーブルで「AT-HRD1／HRD5／HRD500」などのデジタルトランスポートD／Aコンバータと接続すれば、より良い音で音声や映像を楽しめる。加えて、10バンドのイコライザ機能を搭載し、好みやジャンルに合わせた音質を選べる。