2020.11.02 キヤノン特大容量タンク搭載プリンタ発売

特大容量タンクモデルG3360

 キヤノンは、特大容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載したインクジェットプリンタの新製品として、カラー複合機「G3360」を12日に発売する。

 ネットサービスを介して自宅で仕事や学習を行う機会が大きく増加したことに伴い、自宅で書類や学習課題などの文書を大量に印刷するニーズが高まっている。

 新製品は、従来機種「G3310」の顔料ブラックインク採用によるにじみの少ない高濃度な黒文字印刷を継承しながら、普通紙への印刷スピードの高速化とユーザビリティの向上を実現した。自宅での仕事や学習を高い生産性と低ランニングコストで、プリント面からサポートする。

 ブラックインクボトル(別売り)1本分の容量でA4約7600㌻、カラーインクボトル(シアン/マゼンタ/イエロー・別売り)の場合はA4約7700㌻の大量印刷が可能。

 インクコストはA4モノクロ文書1㌻当たり約0.4円、A4カラー文書1㌻当たり約0.9円と低ランニングコストを実現。さらに印刷速度は、A4モノクロ文書で毎分約10.8枚、A4カラー文書で毎分約6.0枚と従来機種から高速化し、大量印刷時に高い生産性を発揮する。

 インクボトルをインクタンクの注入口に挿すだけでインクの注入が始まり、いっぱいになると自動的に注入が停止するため、簡単にインク補充を行うことができる。誤った色のインク注入防止機能がある。