2019.10.03 オーブンレンジ 新たな価値創出で活性化へ IoT化で食生活サポート

機器の進化と合わせ、IoT化による食生活全般のサービス提供で付加価値を高めるオーブンレンジ

 秋商戦では、オーブンレンジをはじめ調理家電が主要商材の一つとなる。オーブンレンジでは時短ニーズに対応しつつ、おいしさ志向に応える機能開発などハード面が進化する一方、IoT化を図り食生活を総合的にサポートするサービスの提供など新たな価値創出を図る動きも出てきた。消費税増税で「内食」の拡大が見込まれる中、オーブンレンジ需要の活性化に期待がかかる。

 近年、共働き世帯の増加を背景に、多忙な時間の中で、なるべく家事の負担を減らしたいと...  (つづく)