2020.11.12 【ケーブルテレビ特集】シンクレイヤ冗長化FTTHシステムなど提供

GPON OUT「SGP200W」

光端末機「SOR-900R」光端末機「SOR-900R」

 新型コロナ禍を発端としたニューノーマル(新しい日常)時代が始まり、人々の生活や働き方に変化が訪れている。その中でも、テレワークやWebミーティングなど、インターネットを介してのコミュニケーションが急速に普及し、通信インフラの高速性や安定性がこれまで以上に重要になってきている。

 シンクレイヤでは、メンテナンス性/強じん性に優れ、既存のHFCとの共存、マイグレーションが可能な冗長化FTTHシステム「Distributed R-PON」を中心に、加入者の多様なニーズにCATV事業者が柔軟に対応できるよう、多種多様なソリューションを提供している。

 高速通信ソリューションでは、10ギガbpsの高速通信に対応したXG(S)PON OLT/ONTと10G-EPON OLT/ONUをラインアップし、事業者ごとに異なる地域性や投資規模といった諸条件に応じた最適なソリューションを柔軟に提案する。

 また、HFCでは、DOCSIS3.1対応CMTS「E6000」を引き続き提供している。そして、HFCからFTTHへの移行において、投資したDOCSIS仕様の資産をFTTH伝送路で有効利用できるRFoGシステムも合わせて提案。事業者の設備投資費用の軽減にも配慮している。

 さらに、ワイヤレスソリューションとして、COMMSCOPE社のアクセスポイント製品RUCKUSシリーズや、Wi-Fiクラウド認証システムを取りそろえ、事業者の幅広いサービス拡充への提案も行う。

 そのほか、4K8K放送の伝送に必要な各種ヘッドエンド機器やV-ONU、頻発化・激甚化傾向にある自然災害から住民の生活を守り、安心・安全な暮らしをサポートするための告知放送システムなどを用意。

 シンクレイヤはCATVサービスに必要なソリューションを多数取りそろえ、ワンストップでCATV事業者に提供し、業界の発展に努めていく。