2020.11.18 【Inter BEE特集】パナソニックIT/IPプラットフォーム「KAIROS」披露

 パナソニックはパナソニック システムソリューションズ ジャパンと共同で、映像制作/放送関連機材部門およびプロオーディオ部門に同時出展。映像業界における「パナソニックの今後の展望」および、「業務の効率化」と「映像コンテンツの質の向上」の両立を実現するパナソニックならではの卓越した製品や多彩なソリューションを紹介する。

 映像制作/放送関連機材部門では、ITやネットワーク技術の加速度的な進化を商品開発に取り入れて、より良い映像制作の実現に向けて取り組んできた製品などをアピール。

 中でも進化するITエコシステムを活用し、将来への高い柔軟性と拡張性を提供するIT/IPプラットフォーム「KAIROS(ケイロス)」やリモートカメラなどを組み合わせたシステムを中心とした、次世代の映像制作をサポートするソリューションが披露される。

 様々なIP伝送プロトコルに対応し、撮影現場の省人化と高品位な映像撮影の両立を実現する、小型4Kインテグレーテッドカメラや4Kスタジオカメラ、ライブスイッチャ、8Kカメラを用いてライブ収録やスポーツ中継の効率化・省力化を図れる「8K ROIカメラシステム」などを紹介する。

 そのほか、撮影映像とファイル収録・制作、機器/コンテンツ管理をシームレスにつないで映像業務のテレワーク化を実現する、IoTクラウドプラットフォーム「Media Bridge(メディア・ブリッジ)」も提案。制作現場での密を回避する省人化、また、導入と運用コストの軽減、それぞれの現場に応じたワークフローの効率化の課題に応える。

 「これからのSmart Video Production」をテーマとしたセミナーも並行開催する。18日午後1-2時。

 プロオーディオ部門では、昨年40周年を迎えた「RAMSA」の、新たに開発したデジタルミキシングコンソール、屋内用スピーカの新商品を出展。また、昨年発売したRAMSAニアフィールドスピーカシリーズや1.9ギガヘルツ帯デジタルワイヤレスマイクシステムなど、バージョンアップした商品の数々も披露する。

 併せて「音響シミュレーションソフトウェアPASDのご紹介」と題してセミナーを開く。19日午後1-2時。