2020.11.18 【Inter BEE特集】朋栄12G-SDI関連など5つのカテゴリを紹介

IP対応マルチビューワ「MV-1640IP」

 来年50周年を迎える朋栄は、新たなメーンテーマとして「Find Your Next Innovation (新たな時代の創造へ)」を掲げて、IP関連と12G-SDI(12G)関連、プロセッサ関連、ファイルベース/CGテロップ関連、各種製品の五つのカテゴリの製品やソリューションを紹介していく。

 併せて「デモ・プレゼン動画」コーナーを設け、IP/12G、ファイルベース/CGテロップ、ライブ配信/中継に関する動画をユーザーのインタビューを交えて紹介する。

 同社は12Gのみならず、IP関連ソリューションにも力を入れている。用途に合わせて選べる12G対応マルチビューワをそろえている同社だが、今回新たにIP対応マルチビューワ「MV-1640IP」をラインアップに追加した。同新製品は25ギガビットE対応のIPポート4基を搭載し、HD最大16入力または4K最大4入力まで対応。以前からある朋栄製ベースバンドのマルチビューワとの操作面で高い互換性を持つ。

 全プロセスにおいて4K処理が可能となるよう新たに設計された12G対応ビデオスイッチャ「HVS-6000/6000M」を中心とした、12G対応の各種スイッチャを紹介する。

 プロセッサ関連では、4K/12G/HDR/広色域に対応したマルチパーパスシグナルプロセッサ「FA-9600」や、同プロセッサのVer.3相当のカラコレ機能を新たに搭載した12G対応アップダウンコンバータモジュールなどを紹介していく。

 ファイルベース/CGテロップ関連では、高いコストパフォーマンスを実現する文字やロゴをスーパーインポーズ可能なシンプルタイトラ「CG-Portable-A」の新製品をアピールするほか、コーデック搭載数に応じた同時収録または同時再生が可能で、エンコード中の追いかけ再生にも対応するマルチチャネルビデオサーバーなどが紹介される。

 そのほかに、最大4台のバーチャルカメラを使用可能なバーチャルスタジオ/リアルタイムCGシステムや簡易中継ソリューションなど、放送・映像制作や伝送に欠かせない各種製品やソリューションが展示される。