2020.12.04 海外の半導体企業、5GスマホやDC向け好調アナログICも復調鮮明

 海外半導体企業の業績が好調だ。データセンター(DC)やゲーミングPC、第5世代高速通信規格5Gスマートフォン向けがけん引。また新型コロナウイルス禍の中、大打撃を受けた自動車や産業分野の市場回復を背景に、アナログ半導体各社の復調も鮮明となった。

 主要半導体企業の直近の四半期(大半が7-9月)業績を見ると、ほとんどの企業が増収増益を達成。伸び率最大はスマホ用SoC最大手の米クアルコムで売上げが前年同期比73%増となった。5G対応...  (つづく)