2020.12.10 事務機各社 新ビジネスモデル推進DXで顧客に付加価値提供

富士ゼロックスは、顧客の課題可決をワンストップで支援する体制を豊洲に整備した

 新型コロナウイルス感染拡大でオフィスビジネスが厳しい中、事務機各社はビジネスモデルの再構築を本格化させている。市場環境は5月を底に回復基調にあるものの8-9割の回復にとどまり、先行きも不透明感を増す。新たな働き方提案やデジタルトランスフォーメーション(DX、デジタル変革)にフォーカスしてサービス化を加速させるとともに、新しいビジネスモデル推進の体制づくりを急ぐ。

 リコーは、18年度から20年度を「リコー挑戦」と位置付け、オフ...  (つづく)