2020.12.11 日本アビオニクス、5G拡大で「接合」注目水晶デバイス封止で溶接機需要
世界シェア約8割を占めるシーム溶接機
第5世代高速通信規格5Gに対応したスマートフォン需要やテレワークの拡大により、情報機器市場が活発化している。搭載されるデバイスの生産には接合工程が必須。日本アビオニクスの接合機器の上期売上げ実績は前年同期比1.7倍と急拡大した。竹内正人社長に今後の展望を聞いた。
同社は今年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う発熱者のスクリーニング用途として、赤外線サーモグラフィカメラに大きな引き合いがあった。接合需要でも拡大を見込む。 (つづく)