2020.12.17 先進的技術で観光業界を支援アバター利用や管理業務デジタル化
「三菱一号館美術館」の歴史資料室を見学するアバターロボットを案内するスタッフ=15日、東京都千代田区
新型コロナウイルス感染拡大防止と集客の両立に向けて知恵を絞る観光業界を、先進的な技術やサービスで後押しする動きが広がりつつある。遠隔地からアバター(分身)ロボットを操作して美術館内を鑑賞する実証実験が行われたほか、施設向け入場券の管理業務をデジタル化する取り組みも活発化。コロナの影響が長期化する中、観光分野を革新する機運が一気に高まりそうだ。
遠隔で資料室鑑賞 (つづく)