2020.12.21 因果関係をAIで発見富士通研が技術開発、医療など応用視野

 富士通研究所は、ヒトやモノなどに関する様々なデータの一つ一つが持つ特徴的な因果関係を人工知能(AI)で発見する技術を開発したと発表した。今年度中に、医療やマーケティングなどの様々な分野に適用して実証実験を実施。富士通の製品やサービスに組み込み、21年度の実用化を目指す。

 医療現場では、患者一人一人の発がんに影響を与える特徴的な遺伝子の特定が求められる。マーケティングの現場では、顧客一人一人の購入につながる特徴的な要因を見つけ...  (つづく)