2021.01.20 日本精工がCMS技術の新事業本格化製造業向けオープンプラットフォーム対応診断アプリ提供

阿知波 所長

 日本精工は、CMS(コンディション・モニタリング・システム=状態監視システム)技術を用いた本格的な新事業を開始する。軸受の故障を予知するソフトウエア「ACOUS NAVI(アコースナビ)」の対応をボールねじなどに拡充。新たにファナックが提供する製造業向けオープンプラットフォーム「FIELD system」に対応した診断アプリケーションを4月から提供する。

 同社は新たな成長戦略として「CMS事業」を掲げている。故障診断・余寿命...  (つづく)