2021.02.01 AIが内部損傷を推定三菱が開発 少ない学習データで高精度
三菱電機の高効率タービン発電機「VP-Xシリーズ」。AI活用で点検効率の飛躍的な向上が期待できる
三菱電機は、金属表面の微小な変形から機器内部の損傷を推定するAI(人工知能)を開発した。同社のAI技術「Maisart(マイサート)」の一つで、金属表面を汎用のデジカメで撮影するだけで非破壊検査が可能になる。超音波探傷検査と同等の精度で検査時間を約6分の1に短縮できる。
発電機などの電力機器の保守点検では、超音波探傷器で得られた波形データから、専門性を持った熟練作業者が亀裂の位置や大きさを判断している。少子高齢化による人手不... (つづく)
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