2021.02.11 冷蔵庫 巣ごもり需要で好調鮮度保持性能に加えIoT化やデザインなど商品の魅力高める

コロナ禍で内食化が進み、大容量化・鮮度保持性能の強化など、冷蔵庫各社はさらに商品力を磨いてニーズに対応する

 冷蔵庫はコロナ禍による巣ごもり需要の拡大で、20年度下期に入り、大容量タイプを中心に好調な推移を示している。在宅時間の増加、内食化の傾向は今後も続くと見込まれており、大容量化、鮮度保持性能の向上、清潔性(除菌・脱臭)、在庫確認などができるIoT化、インテリアに映えるデザイン性など、様々な視点での商品戦略が活発だ。

 冷蔵庫は、毎年400万台程度の安定した需要がある。20年度上期(4-9月)は、緊急事態宣言による店舗の休業、外出...  (つづく)