2021.02.16 楽天、最終赤字が過去最大12月期連結

 楽天の20年12月期連結決算は、最終損益が1142億円の赤字となった。最終赤字は2期連続で過去最大。4月に本格参入した携帯電話事業において、基地局整備のための先行投資が重しとなった。

 同社は今夏、5年計画前倒しで4G基地局の人口カバー率96%を実現する方針だ。オンラインで会見した楽天モバイルの山田善久社長は、4G向け投資額を当初計画の6000億円から30-40%増加する計画を表明、「減価償却費などにより今期の赤字額はさらに増...  (つづく)