2021.02.17 マリが非接触見守りセンサー発売呼吸数や心拍数を計測、年内に医療機器認定へ

ミリ波レーダーを使った生体信号取得研究用キット

 スタートアップのマリ(京都市下京区)は、レーダーを使った「非接触見守りセンサー」を発売する。共同開発を進めてきた京都大学、エレクトロニクス商社の丸文と10日に記者会見を開き発表した。研究用途で26日から販売する。

 レーダーで人体の胸や腹の動きを検知して生体情報を取得する技術を開発した。高周波電波を照射して体表面の微小な動きから呼吸数や心拍数を計測する。複数人の分離識別も可能という。

 人の動きを自動で検出...  (つづく)