2021.03.09 【照明総合特集】オーデリック無線照明制御システムの販売強化

無線制御できるモーター駆動のスポットライト(高演色タイプ)

スマートSPと連携

 オーデリックは、無線照明制御システム「CONNECTED LIGHTING(コネクテッドライティング)」の販売を強化している。住宅だけでなく、店舗・オフィスといった非住宅用も展開するほか、スマートスピーカとの連携も進めており、IoT時代のあかりの価値を提案していく。

 同社の照明制御システムは、ブルートゥースを使って照明をスマートフォンやタブレットから操作できる。デザイン性に優れた照明器具からフルカラータイプまで対応するほか、日本人女性の肌の色の再現性を追求して演色性を高めた「R15」でも対応製品を拡充している。

 住宅向けでは、太陽光発電と電気自動車(EV)、蓄電池を制御できるニチコン提供の「トライブリッド蓄電システム」と連携した「ZERO ENERGY CONTROL」も提供。

 家庭内の消費電力量や太陽光の発電状況、蓄電システムの稼働状況をリアルタイムで見られるほか、過去の利用状況をグラフで確認可能。蓄電池残量に合わせて自動で照明を調光するなど、コネクテッドライティングと連携し、照明制御にとどまらない提案も行っている。

 店舗やショールームなど向けには、無線制御でモーターを駆動し、自由な角度に光を当てられるスポットライトも製品化している。タブレットを使って上下左右や配光角の調整、調光・調色もできるため、空間全体を見ながら照明を制御可能だ。Ra98という高演色タイプもラインアップし、よりシーンに適したあかりの提供も可能にしている。