2021.03.25 立命館大・村尾和哉准教授らが確認血圧電子制御カフとマイクロエアポンプなど使い 血流の拍を弱め、消し、遅らせる

脈波計測値改変実証実験に用いた上腕締め付けデバイス

 立命館大学情報理工学部の村尾和哉准教授らの研究グループは、血圧電子制御カフとマイクロエアポンプ、ソレノイドバルブを使って、血流の拍を弱めたり、消したり、遅らせることができることを、市販の手首装着型デバイスで心拍数の誤計測を検証して確認した。生体情報そのものを改変する初めての技術で、高精度センサー、安全な通信・ストレージでは妨げない新たな脅威として提唱し、注目されている。

 また、血流を止めた時間や複数回の血流の止め方の組み合わ...  (つづく)