2021.04.05 中国放送(RCC)が春の編成会見開催各媒体ごとに見どころなどプレゼン

松本 制作部部次長

 【広島】中国放送(RCC、広島市中区)はこのほど、同社RCC放送会館スマートルームでマスコミ各社とのオンライン「春の編成会見」を開催した。冒頭、田村友里アナウンサーが持ち前のパワーで会見を盛り上げた。各媒体ごとテレビやラジオ、コンテンツ、事業部と担当者がプレゼンテーションを行い、最後にフラワーフェスティバルのフラワークイーンの3人が登場し、イベントの魅力を紹介した。

 テレビは松本清孝テレビ局編成制作部部次長、加藤奈緒RCCフロンティア報道制作局映像センターデザイングループ担当が説明。

 今月から番組ロゴが一新される「ひな壇団」を取り上げた。テレビ局の番組ロゴはどのようにして誕生したかをラフ案から、完成までの経緯を細かく解説。続いて日曜午後の人気番組「元就。」の年間世帯視聴率が5年連続2桁超えしたことが発表され、名物番組「イマナマ!」の新コーナーも紹介された。

中岡 部長

 ラジオは、中岡秀晃ラジオ局編成業務部専任部長が「広島に元気と新しい日常を」テーマにプレゼンした。「ひろしまの元気の源」ともいえる広島東洋カープの全試合を今年も完全実況中継する。在宅時間増加に伴い、直近5年間で最も高い聴取率である週平均2.9%を獲得(20年10月調査)。7月には「広島市 防災セミナー」(主催=広島市、共催=RCCラジオ)を開催。同局でも放送される。

 RCC第3のメディア「IRAW」についてコンテンツセンター貫田雅剛氏がプレゼン。RCC発のニュースコンテンツ「RCC PLAY!」は無料の動画配信サイト。Webでの情報をIRAWに統合し、記事コンテンツを中心に展開する。緊急ニュースの通知や災害時に情報発信する防災ツールとなる。

貫田 コンテンツセンター担当

 イベントに関して、小川晋示事業部専任部長が説明した。「2021ひろしまフラワーフェスティバル」は、新型コロナウイルスの影響で従来とは異なる内容で開催する。平和記念公園を舞台に花の塔にモニュメントを展開。旧広島市民球場跡地では「笑顔のちから」「音楽のちから」「夢のちから」をテーマにイベントステージを展開し、会場内に320インチの大型LEDビジョンが設置される。同フェスは「2021FF特設サイトページ」のWebでも展開される。