2021.04.08 X線シンチレーターパネル東レが耐久性向上 輝度劣化10分の1以下に

 東レは7日、非破壊検査に用いるX線シンチレーターパネルの耐久性を大幅に向上する新技術の開発に成功したと発表した。同技術を適用したシンチレーターパネル(※1)をX線検査機器に用いることで、X線検査のランニングコストを大きく低減することが可能。

 既にサンプル販売を開始しており、シンチレーターパネルの生産拠点である同社滋賀事業所(大津市)で、21年7月から本格生産を開始する。

 X線検査装置の検出器は、一般的に...  (つづく)