2021.04.08 コロナ禍で冷凍庫に注目集まる〝脇役〟から一気に需要拡大、家電各社が差別化製品投入

2月に発売した三菱電機の冷凍庫「Uシリーズ」(144リットルタイプ)

 コロナ禍で冷凍庫の需要が拡大している。在宅時間が増えて内食傾向が一層強まり、手軽に食べられる冷凍食品をはじめ、食品を冷凍保存するニーズが増大した。家電各社も容量や機能、使い勝手などで差別化を図った冷凍庫の新製品を発売している。IoT対応品も登場し、これまで〝脇役〟だった冷凍庫のシェア争いがにわかに激しくなってきた。

 三菱電機は2月、2年ぶりとなる冷凍庫の新製品「Uシリーズ」を発売した。144リットルと121リットルの2機種で...  (つづく)