2021.04.21 「脱炭素経営」でIT各社が攻勢日立が温室効果ガス排出量算定支援サービス
東芝エネルギーシステムズ子会社のシグマパワージャネックスが運営する新長島黒ノ瀬戸風力発電所の風車（鹿児島県長島町）
「脱炭素」という世界的な潮流に乗り、IT大手が存在感を高めている。日立製作所は、コンサルティングとシステムが一体となった温室効果ガス排出量の算定支援サービスを用意。富士通や東芝などは脱炭素化に向けた野心的な自社目標を相次ぎ打ち出した。脱炭素経営の推進力が各社の中長期的な国際競争力を左右しそうだ。
「世界の機関投資家が注目するESG（環境・社会・企業統治）の評価を高めたいという企業が増えている。企業価値を上げる取り組みに貢献し... (つづく)
