2021.05.14 東大と東北大 音波で磁石の向き制御に成功弾性波デバイスとスピントロニクス融合
東京大学大学院総合文化研究科大学院生で東北大学特別研究生(現理化学研究所研究員)の佐々木遼氏と東北大学金属材料研究所の新居陽一氏(JSTさきがけ研究員兼務)、小野瀬佳文氏は、表面弾性波から電子のスピンへの角運動量の移動を利用することで、音波による磁石の向きの制御に世界で初めて成功した。
コンピューターの磁気記憶媒体では、〝1〟と〝0〟から成る2進数の情報を、磁石の向き、つまり〝NS〟か〝SN〟という形で保持している。そのため... (つづく)
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