2019.11.01 【IHクッキングヒーター特集】三菱電機 PT316Hシリーズ 5段階の火加減制御可能

「びっくリングIH」PT316Hシリーズ

 三菱電機は、3口IHクッキングヒーター「びっくリングIH」PT316Hシリーズを訴求する。

 同社は大口径でコイルを分割した「びっくリングコイル」を11年に初めて採用。PT316Hシリーズでは、キメ細かな加熱制御に加え、高級感を演出するトッププレートを採用して付加価値を高めている。

 びっくリングIHシリーズは家族世帯をターゲットにした製品で、分割したIHコイルごとの加熱制御が可能だ。

 加熱部を細かく制御することで鍋内に対流を起こし、従来の課題だった焦げ付きや吹きこぼれ、焼きむらを抑える「対流煮込み加熱」を搭載していることが特徴だ。

 PT316Hシリーズではこれをさらに進化させて、「対流煮込み加熱〈プラス〉」を搭載した。これまでの3段階の火加減制御を5段階に細分化している。鍋の中で交互対流を作り出し、最適なかき混ぜ効果を発揮している。

 オーブン部には、熱風循環加熱式の「びックリアオーブン」を搭載。熱風を循環させて加熱するため、ノンフライ調理なども手軽にできる。庫内の有効高さは90ミリメートルであるため、高さのある食材も丸ごと調理できる。2枚1セットのグリルディッシュを組み合わせて、パン焼きから炊飯、お菓子まで簡単に作れる。また、庫内底面はフラットで掃除もしやすい。

 トッププレートには、ロイヤルシルバーを採用。ヘアライン柄によって高級感を高めている。

 ほかにもデザイン性を重視し、グリル部をなくした3口タイプの「ユーロスタイルIH」や、シニア層でも簡単に使える「らく楽IH」、賃貸アパートなどシングル向けをターゲットにした「シンプルIH」もラインアップする。少子高齢化により社会構造が変化する中、同社は様々な世帯にマッチする製品の展開に力を入れている。

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