2019.11.01 【IHクッキングヒーター特集】パナソニック Yシリーズ 解凍せずにグリルで調理

200VビルトインIHクッキングヒーター「Yシリーズ」

 パナソニックは、高まる時短調理ニーズや手作りで健康的な食生活を送りたいという市場ニーズに応え、さらに調理性能を進化させた200VビルトインIHクッキングヒーター新製品「Yシリーズ」(9機種)を12月20日から発売する。

 新たに冷凍保存した食材を解凍の手間なくそのまま調理できる「凍ったままIHグリル」機能を搭載した。

 共働き世帯が増え、生鮮食材を冷凍保存するケースも増加しており、新機能搭載により解凍の手間なく、時短かつおいしい調理を実現する。

 本来、冷凍保存した食材を調理する場合、自然・電子レンジ・冷蔵庫などで事前に解凍が必要で、時間・手間がかかっていた。凍ったままIHグリル機能はこの手間を省き、凍ったままの食材をグリルで焼き上げる。IHの高火力でグリル皿の温度を一気に立ち上げ、冷凍保存した食材の解凍を促進する。

 次に、IHの細かな温度制御で中までしっかり加熱し、さらに表面に適度な焼き色をつけながら焼き上げる。

 IHの特徴を生かし、凍ったままの食材でも、うま味を閉じ込めて焼き上げる。鶏漬け焼きの場合、表面は適度な焼き色がつく約110度、内面はしっかり火が通る約80度に制御し焼き上げる。

 冷凍する食材のうち、グリルで調理する頻度の高い魚・鶏肉より五つのメニュー(切身・干物・漬け焼き・鶏塩焼き・鶏漬け焼き)が使える。

 さけの切身(4切れ)なら、約15分で焼き上げる。搭載する五つのメニューの目安時間は11-20分。解凍の省手間に加え、そのままグリルに並べるだけなので洗い物も減る。

 また、火力調整の難しい焼き物調理10メニューを、自動で温度調整することに加えて、予熱完了や食材を裏返すタイミングなどを音声と表示で知らせて、誰でも失敗なく調理できる「焼き物アシスト」機能も、お知らせ(表示)を繰り返すこと(従来品は1回)で、聞き逃しや見逃しを軽減できるようになり、さらに使いやすくなった。

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