2021.05.27 イヤホン用ケーブルに新モデルe☆イヤホン・ラボ

イヤホン用ケーブル「オブシディアン」の新モデル

 e☆イヤホン・ラボは、イヤホン用ケーブル「オブシディアン(Obsidian)」の新モデルを28日から順次発売する。価格(税込み)は1万6500~1万8150円。

 オブシディアンは、導体に高純度銅と銀を配合したオリジナルの「eLSAS(エルサス)」を採用している。eLSASに対してSAP処理を行った上で、銀めっきを厚く施した。これらの組み合わせにより、歪曲耐性の高さと優れた周波数特性を両立させた。

 導体の中央部と外周部で素線の撚(よ)り密度を変えた独自のC-HU撚り構造により、ケーブルの取り回しやすさと耐久性を向上させた。

 プラグには、e☆イヤホン・ラボとトープラ販売が共同開発したeLTA(エルタ)めっきを採用。同めっきは硬度が高く、抵抗比率が低いのが特徴。硬度は金めっきの約3~4倍、ニッケルめっきの約1.2倍で、摩耗や劣化への耐性に優れている。抵抗比率は金めっきの約1.5倍、ニッケルめっきの約3.5倍、銀めっきと同等程度で、信号のロスを低減する。

 新たに対応したコネクターはPentaconn earとSENNHEISER IE 300/IE 900にも適合するよう独自開発したMMCX「MMCXSeP」、カスタム2ピンProの3種類で、それぞれプレーヤー側の端子に3.5ミリメートル、2.5ミリメートル、4.4ミリメートルをそろえている。

 各ケーブルの基本の長さは約120センチメートル。オーダーメードにより10センチメートル単位で長さの変更にも対応する。