2021.06.09 今年度は需要伸長見込む電線工業会、環境対応など重点に
オンラインで会見する井上会長
日本電線工業会はこのほど、定時総会を東京都内で開いた。井上治会長(住友電気工業社長)は総会後、オンラインで記者会見し、2021年度の事業計画を説明。活動の重点項目として①環境問題への対応②中堅中小企業の経営基盤強化支援③グローバル化への対応④商慣習の改善-を挙げた。
事業計画書によると、20年度の電線の国内需要は62.3万トンと1974年以来の低水準。建設・電販部門は、五輪・パラリンピック関連の需要が落ち着いたことなどが影響... (つづく)