エプソンは、タブレット装着が可能なレシートプリンター「タブレットターミナルモデル」の新商品「TM-m30Ⅱ-SL」を今月22日に発売する。店舗運営の効率化を狙いとするタブレットPOSの導入や、テイクアウト・モバイルオーダーの普及に伴うセルフオーダーやキャッシュレス決済、各種受け付けシステムなど、非対面型店舗運営への需要の高まりに対応する。

　新商品は、従来機「TM-m30Ⅱ-S」と同様、タブレットとレシートプリンターを一体化できる商品。高さを16.6センチメートルに抑えたフラットタイプで、タブレットの装着も簡単にできる。対面でのお客とのコミュニケーションもスムーズに行える。

　これまでのレジスターの設置スペースにそのまま置き換えが可能なコンパクトさを実現。さらに、オプションの壁掛け金具の使用で壁面設置が可能になり、飲食店でのテイクアウト・モバイルオーダーの受け付けや、クリニック、スポーツクラブなどの受付票の印刷にも利用できる。

　今後1年間でTM-m30シリーズで合計約3万台の販売を予定している。オープン価格。