2021.06.21 「ピーターパン」2年ぶり復活7月22日の東京を皮切りに公演

ピーターパンのメインキャスト

 ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」の制作発表が21日、都内で行われ、キャストの吉柳咲良、小西遼生、美山加恋、宮澤佐江らが出席した。

 1981年に初演を迎え、今年で40周年。 10代目ピーターパンの吉柳は「昨年は全公演中止となったため、2年ぶりに制作発表ができて幸せ」とコメント。今作で4度目の主演に気合も十分で、「心も体も少年になれるように、髪を30センチメートル切りました! すごく体が軽くて、シャンプーする時間が短くなってうれしい」と笑顔を見せた。3度目のタイガー・リリーを演じる宮澤は「今までのリリーは、りりしくてかっこいい女性。今回は無邪気で子どもっぽい。リリーとして生きられる日々が楽しい」と話す。

 今作が初参戦のウェンディ役を務める美山は「ウェンディはネバーランドに行く特別な子。ウェンディらしさを考えながら稽古中」と話すと、同じく初めてフック船長とウェンディの父の2役を演じる小西は「衣装合わせで、最初は高価な衣装だったのが、徐々に装飾がなくなり、歴代で一番貧乏なフック船長になった」と笑いを誘った。

 7月22日~8月1日、東京・めぐろパーシモンホール大ホールを皮切りに、神奈川、大阪、仙台、名古屋と上演される。