テノール歌手の秋川雅史が26日、神奈川・杜のホールはしもとで「千の風になってコンサート 聴いてよく分かるクラシック3」の初日公演を行った。

　「千の風になって」の発売15周年を記念して47都道府県を巡る全国ツアー。秋川は「千の風になっては、何万回と歌い、この曲に成長させてもらった」と感謝。「100年歌い継がれるクラシックの名曲になる。その橋渡しの存在になりたい」と決意を新たにした。

　コロナ禍で、思うように活動ができない日々が続いたが、「この1年半、1回も風邪をひいておらず、絶好調」と秋川。「千の風になって」を含む全12曲を披露した。

　会場に駆け付けた約400人のファンへ秋川は「少しずつコンサートが再会できてうれしい。拍手をくださるみなさんに感謝!」と笑顔で愛を込めた投げキスを送った。