2021.06.29 〝資源国〟豪州での太陽光事業に参入双日とエネオス、台湾での洋上風力参画が縁

太陽光発電所の完成予想図

 総合商社の双日と石油元売り最大手のENEOS(エネオス)は、オーストラリア東部のクイーンズランド州で「エデンヴェール太陽光発電所」の建設を共同で始めたと発表した。設備容量は204MWに上り、日本企業が同国で手掛ける設備としては最大。発電した電力の一部は同州内で運営する石炭鉱山に供給し、二酸化炭素(CO₂)削減などに寄与する。

 両社が50%ずつ出資する合弁会社を通じて現地の事業会社を完全買収した。両社にとって初のオーストラリア...  (つづく)