2019.11.06 日本ケミコン、4-9月連結減収 自動車市場減速など要因

 日本ケミコンの20年3月期第2四半期(19年4-9月)連結決算は、減収で利益面は赤字決算となった。

 自動車市場は中国での販売が低迷するなど減速し、産業用ロボットなどの設備投資関連市場も伸び悩んだ。

 同社では、次世代高速通信規格5G基地局やオンボードチャージャといった需要の増加が見込まれる分野への拡販活動に取り組み、電気二重層キャパシタ、カメラモジュールなどの海外向けの販売を強化してきた。しかしながら、米中貿易摩擦の影響に...  (つづく)