2019.11.07 パナソニックとマイクロ化学技研が共同でガラスモールド工法によるマイクロ化学チップ量産化技術開発
金型を使い転写するガラスモールド工法の金型
パナソニックとマイクロ化学技研は6日、ガラス製マイクロ化学チップの量産化技術を開発したと発表した。
カメラのレンズなどの生産に使われるガラスモールド技術を応用したもので、従来の工法と比べて大量生産ができ、10分の1以下の価格を実現できる。ガラスモールド工法による量産化技術は業界で初めて。20年度の量産を目指す。
マイクロ化学チップは、幅や深さが数百㍃㍍の溝に液体を流し様々な化学プロセスを微量で高効率に... (つづく)