JVCケンウッドは、JVCブランドから子ども向けのワイヤレスヘッドホン「HA-KD10W」を7月下旬から発売する。価格はオープン、市場想定価格（税込み）は4500円前後。

　スマートフォン、タブレット、ポータブルゲーム機などの普及や、昨今の教育現場におけるICT環境の整備などに伴い、子どもたちは幼少期から携帯端末を使用し、ヘッドホンで音楽や動画の視聴を楽しんだり、オンライン学習に取り組んだりする機会が増えている。その一方で、ヘッドホンの使い方によっては、「成長期の耳に影響があるのではないか」と心配する声も多く聞かれる。こうした声に応え、同社は2017年3月から子どもの耳に配慮したステレオヘッドホン「HA-KS2」を発売している。

　今回、子ども向けヘッドホンの新たなラインアップとして、ワイヤレス対応でケーブルを気にせず使用できるHA-KD10Wをラインアップに加える。音圧レベルを最大85デシベルに設定した音量制限機能を搭載し、誤操作などによって音量が不意に上がってしまったり、保護者が気付かない間に大きな音で聴いてしまったりすることを防ぎ、大音量によるダメージから子どもの耳を守る。

　子どもの頭にフィットしやすい小型・軽量設計で、ヘッドバンドの長さを7段階で調整できるなど、子どもの使い勝手にも細部まで配慮した。さらに、本体に内蔵したマイクにより、オンライン学習などでのクリアな音声通話もできる。

　キッズのファッションに合わせやすく、好みで選べる2カラーをラインアップした。ヘッドバンドの幅広のスライダーに自由に貼って、自分だけのデザインが楽しめるステッカーも同梱。子どもが楽しく使えるワイヤレスヘッドホンとして提案する。