2021.07.07 光技術などを生かしてライフサイエンス強化古河電工、30年度1000億円超売上高目指す

アトナープの製品

 古河電気工業は、ライフサイエンス領域を新たな事業の柱に掲げた。同領域への進出を5月に発表、フォトニクス(光)関連の技術を軸に2030年度に1000億円超の売上高を目指す。一環として小型分析装置などを手掛けるアトナープ(東京都港区)と提携し、非侵襲の血糖値測定分野で具体化を進める。

 同社が掲げるのは「光で見つける」「光で測る」「光で焼く」技術。

 見つけるは、例えば非接触給電技術を活用して体外からワイヤレス...  (つづく)