先週末は各地で最高気温が30度を超え、夏の厳しさが本格的に感じられる季節となった。新型コロナウイルス感染症の収束はまだ見えず、マスクの着用が続く中、この夏も感染防止に加え、熱中症予防対策が必須となる。

　総務省消防庁は、今年5月の全国における熱中症救急搬送者数が1626人だったと発表。地域別では沖縄県（112人）が最も多く、次に埼玉県（102人）、愛知県（99人）、東京都（84人）と続く。また、人口10万人当たりの救急搬送者数...　　(つづく)