2021.07.09 【家電流通総合特集】重点商品東芝コンシューママーケティング

東芝ストアー専用機「大清快」DRシリーズ

エアコン「大清快」DRシリーズ

 東芝コンシューママーケティングは、東芝ストアー専用機「大清快」DRシリーズの訴求に力を入れる。省エネ性や快適性をアピールすることで、エアコンを一年中使用する商品として提案。個展や訪問販売に注力していく。

 強力集じんパワーの「プラズマ空清」で花粉、PM2.5、ほこり、ウイルス、カビ、細菌まで集じんする。空気中の汚れを「プラズマ空清ユニット」で帯電させて、「マジック洗浄熱交換器」に吸着。汚れを自動で屋外に排出させる独自技術で部屋の空気を清潔に保つ。暖房や冷房の運転中はもちろん、空気清浄だけの運転も可能だ。

 エアコン内部はエアフィルター、熱交換器、送風路をそれぞれ清潔に保つ機能を搭載した。フィルターは自動で両面を掃除する。熱交換器は表面を特殊樹脂コーティングし、冷房・除湿時に発生した結露水が油や汚れの下に入り込み、洗い流す。送風路は運転停止後セルフクリーン運転の「プラズマ乾燥」で脱臭する。付着菌も減少させ、カビの発生やほこりの付着も抑える。これらの機能で、エアコン内部を清潔に保ち、無駄な電力を抑えることで省エネ性能も高めている。

 現在の運転時間や電気代の目安がひと目で分かる「おしえて機能」も搭載した。電気代は、3日間の日ごとや3カ月の月ごとに通知する。節電に役立ち、家計の節約をサポートする。

 使いやすさや操作性にもこだわり、ナビリモコンを付属。蓄光ボタンを採用したことで暗い場所でも操作しやすく、モニターにも大きな文字で表示されるため、見やすく、誰でも操作しやすい。

冷凍冷蔵庫「ベジータ」

東芝ストアー専用の3ドア冷凍冷蔵庫「VEGETA(ベジータ)」361SVS

 業界初のスライド式「フリードアポケット」を採用した、東芝ストアー専用の3ドア冷凍冷蔵庫「VEGETA(ベジータ)」361SVSにも力を入れる。

 新型コロナウイルスの影響で、大型冷蔵庫に注目が集まっているが、単身者や少人数世帯に適したサイズではない。361SVSは、デッドスペースを少なくし、有効活用できる広さとドアポケットの高さを変えられることで、入れるものの幅が広がるため、単身者や少人数世帯にお薦めだ。

 冷蔵室には、フリードアポケットを採用した。さまざまな種類の食品が収納できるように、ドアポケットを扉から外さず上下にスライドするだけで、簡単に高さを6段階に調節できる。冷蔵室の扉上段2カ所に搭載している。また、2段階に調節可能な中段ドアポケットとの組み合わせで72通りに変更できる。好みにカスタマイズができ、収納力を向上させた。

 棚はガラス製で、最上段でも手が届きやすい高さに設定されているほか、最下段は鍋やケーキの箱など大きなものがそのまま入る高さが確保されており、食品の出し入れが簡単な設計となっている。

 チルドルームは、マイナス4度の冷気で素早く冷却し、鮮度とおいしさを保つ「速鮮チルドモード」と、冷凍した食材がサクッと切れる状態まで解凍する「解凍モード」の二つを使い分けることができる。

 野菜室には、野菜のみずみずしさを保つ「うるおいラップ野菜室」を採用。野菜室の密閉性を高め、容器の周りから間接的に冷却して、乾燥を防ぎ鮮度とおいしさを守る仕組みとなっている。

 食品を積み重ねて収納しがちな冷凍室は、3段のケースになっており、小さな食品も収納しやすくした。