デジタル化推進に貢献へ、最新のIoT機器など紹介

　第36回を迎えます「いしかわ情報システムフェア e-messe kanazawa 2021」の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

　7月16、17日の2日間、石川県産業展示館3号館で開催するこの情報システムフェアは、当会の会員企業のみならず広く県外からのご出展もいただき、魅力的なICT（情報通信技術）関連の新製品や情報システムなどを一堂に発表・紹介するイベントとして広く定着し、毎年、県内外から多数のお客さまにご来場いただいております。

　これまで、国、石川県、金沢市をはじめとして、高等教育機関や支援機関、各種関係団体の温かいご支援を賜り、このe-messe kanazawaは、日本海側では最大級の情報システムフェアと言えるまでに成長してまいりました。長年にわたり、このフェアの開催にご尽力いただいている関係各位に、改めて感謝を申し上げます。

　さて、コロナ禍が続く今回は、これまで通りのリアル展示と昨年から開始したウェブ上でのバーチャル展示のハイブリッド形式で行い、リアル展示会には68の企業・団体、バーチャル展示会には27の企業・団体にご出展をいただきました。コロナ禍の中で、さまざまな分野でデジタル化が求められており、国においてはデジタル化を社会変革の原動力としてデジタル社会を目指そうとしている今日、当会としましてもITCの活用を通じて、地域社会のデジタル化の推進に貢献できるよう努めていかねばと強く感じている次第です。

　今年のテーマは「人をつなげる　夢につながる　未来のためのICT」を掲げ、働き方改革・テレワークやIoT・AI、RPAを推進するための最新ICT機器の展示、デジタル化に向けたさまざまなクラウドソリューションや5G・モバイルなどを活用した最新ソリューションの紹介に加え、県内主要大学のICT関連の研究シーズなどもご紹介します。

　また、セミナー会場では、課題解決型ローカル5G、ドローン活用のこれから、ロボット活用、eスポーツなど幅広い分野のセミナー、新たなイベントとしてインドアドローンショーなど、多彩な企画を予定しています。

　さらには、同時開催イベントとして「Kanazawa eスポーツエキスポ 2021」「WRO Japan 2021 石川地区予選」が行われ、この2日間、会場全体がICT関連イベントで盛り上がることを期待しております。

　ぜひとも、多くの方々にご来場をいただき、ICTの今と未来を間近に肌で感じ取っていただきながら、　新たなパートナーとの出会い、ビジネスチャンスの発掘などに、この機会を最大限に生かしていただければこの上ない喜びです。