2021.07.16 【電子部品技術総合特集】2030年に新たなけん引役になっていると予測されるマーケット次世代自動車、ロボット、次世代通信インフラ…

 主要電子部品メーカー各社に、「9年後の2030年に電子部品業界の新たなけん引役になっていると予測されるマーケット」(複数回答)についてアンケート調査を行った。

 回答15社でポイントを集計したところ、最も多かったのは「次世代自動車」の60ポイント。以下、「ロボット関連」「次世代通信インフラ関連」「AI(人工知能)関連」「エネルギー関連」と続いている。

 自動車は、今後の電子部品市場の成長を支える最重要市場の一つとして、大半の電子部品メーカーが短期・中長期の両面でR&Dを強化している。ロボットは、利便性や快適性の向上、安全性向上などの観点から、産業用ロボット・非産業用ロボット(サービスロボット)ともに高い成長が見込まれる。次世代通信は、5G(第5世代移動通信規格)の本格普及への期待とともに次世代の6Gへの関心も高まっている。