タイガー魔法瓶は、2杯分から最大8杯分まで抽出できる大容量タイプで、取っ手とレバーが抗菌加工の真空断熱ステンレスサーバーを採用した「コーヒーメーカーACE-V080」を8月21日に発売する。

　昨今、テレワークや巣ごもりの影響もあり、自宅でコーヒーを楽しむ機会が増えている。その需要を受け、同社の2020年度のコーヒーメーカー出荷台数は、前年度と比較し約120％と伸長した。

　同社のコーヒーメーカーACEシリーズは、「深蒸しした本格的なコーヒーを一度に8杯も抽出できる利便性」「真空断熱ステンレスサーバーを使うことで長く保温できておいしさがキープできる点」から、ユーザーから好評を得ている。

　新商品では付属の真空断熱ステンレスサーバーの注ぐときに触れる部分、取っ手とレバーに、SIAA（抗菌製品技術協議会）認証の抗菌加工を施した。抗菌剤「銀系無機抗菌剤」をプラスチックに練り込み加工しているため、家庭やオフィスで、より安心、より安全においしいコーヒーを楽しめる。

　真空断熱ステンレスサーバーを使用することで、ヒーターでの加熱の必要がなく、煮詰まりを防ぎ、風味、香りを逃さず省工ネ保温。また保冷効力も高く、アイスコーヒーも冷たいままでキープする。結露しないのでそのまま卓上に置いてもテーブルをぬらす心配がない。

　好みに合わせてテイストを選べる「マイルド」「ストロング」、氷を入れておいた真空断熱ステンレスサーバーに抽出して、急冷することでアイスコーヒーが楽しめる「アイス」コースに加え、1杯分をじっくり抽出できる「ドリップバッグ」専用コースを新たに搭載した。

　ドリップバッグは手軽な半面、ポットやケトルでいれている大多数のユーザーには「ゆっくり細く注ぐのが難しい」という声があったという。新商品を使用すれば、丁寧な抽出が求められるドリップバッグもキー一つで、約4～5分かけてじっくりと最適なお湯の温度、適切な蒸らし時間で抽出することができる。